浦和FW興梠、今季始動後初のボール蹴り 笑顔でキックの感触確認「気持ち良いー!」
昨年12月に全治3カ月の負傷を負うも、想定よりも早い回復ぶりを見せる
浦和レッズ不動のエースFW興梠慎三が5日、新シーズンの始動後初めてボールを蹴る姿を見せた。
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沖縄キャンプ中の浦和は、5日は午前のみのトレーニングとなった。昨季最終戦となった12月19日の北海道コンサドーレ札幌戦(0-2)で右腓骨筋腱脱臼となり、手術を行った興梠は1月18日に始動し、同24日の沖縄入り後もすべてて別メニューで調整。ウォーキングや軽いジョギングのみで過ごしていたが、この日に初めてボールを蹴る姿を見せた。
コーチングスタッフを相手に左右それぞれの足で感触を確かめるように軽くキックを行うと、笑顔を見せて「気持ち良いー!」と思わず声が上がった。パスを交換する間に「右にズレた」と天を仰ぐなど、まだ納得のいかないボールもあったようだが、トレーナーも近くで見守るなかだっただけに、リハビリが順調に進んでいる証となった。
昨年12月の手術時点では全治3カ月と発表されていた興梠だが、想定以上に早い回復ぶりを見せている。今季はリカルド・ロドリゲス新監督が就任し、10年連続リーグ戦2桁ゴールという偉業の達成も期待される。
ブラジル人FWレオナルドの移籍が決定的とも報じられ、FWの層の薄さが懸念される浦和だけに、エース興梠がキックを開始したというニュースは非常に明るいものになったと言えそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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