ドルトムント大ピンチ 今季37得点のオーバメヤンが足の指の剥離骨折で緊急離脱、今季絶望も!?

トゥヘル監督がヘルタ戦欠場を記者会見で明かす

 今季公式戦37得点を挙げているドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが19日の練習で足の指を負傷。検査の結果、裂離骨折だと判明し、戦線離脱することになった。現時点で全治は明らかになっていないが、少なくとも20日のDFBポカール準決勝ヘルタ・ベルリン戦、24日のシュツットガルト戦は欠場となるようだ。独地元メディア「DWスポーツ」が報じた。

 オーバメヤンは19日の練習で負傷し、練習を早めに切り上げていた。トーマス・トゥヘル監督はヘルタ戦前の記者会見で「強い痛みを感じるケガだ。数週間前からつま先の痛みに悩まされていた」とガボン代表ストライカーの状態を語っていた。指揮官は韋駄天ストライカーの故障直後、ヘルタ戦の出場も可能だと予測していたようだが、かなりの重傷だったようだ。回復次第では今季中の復帰も間に合わない可能性もある。

 ドルトムントはヘルタ戦が4月に入って早くも6試合目という過密日程を戦っている。選手の疲労もピークに達し、満身創痍の戦いを強いられている。UEFA欧州リーグは準々決勝リバプール戦で敗退し、リーグ戦は残り4試合。そして、ポカールを残すのみ。さらに公式戦45試合37得点12アシストとチームをけん引してきたストライカー不在はシーズン大詰めのチームと日本代表FW香川真司ら攻撃陣の起用法に影響を及ぼしそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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