魔術師イニエスタは「止められない」 “フォトショップ加工”級の衝撃包囲網集に再脚光
イタリア代表やクロアチア代表、チェコ代表、レアルから「囲まれる」様子が再び話題
J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは卓越したスキルを備え、どんな状況でも冷静沈着にプレーする。そんなイニエスタの象徴的な一枚と言えるのが、人気漫画「キャプテン翼」を思わせる“完全包囲網”ショットだろう。スペイン紙が過去に生まれた4つの名シーンに再び脚光を当てている。
現在36歳のイニエスタは下部組織上がりのバルセロナ一筋で16年間プレーし、数々のタイトルを獲得。2008年と12年の欧州選手権(EURO)連覇、2010年ワールドカップ優勝など、スペイン代表でも栄冠を手にしている。
稀代のプレーメーカーは2018年夏に神戸へ加入。Jリーグ1年目を14試合3ゴールで終えると、2019年シーズンは23試合6ゴールでベストイレブンに輝き、新シーズンは所属4年目を迎える。
局面での優れた判断力や高いボールキープ力が光るイニエスタ。スペイン紙「AS」公式インスタグラムは、「魔術師アンドレス・イニエスタは止められない」とメッセージを添え、過去にイニエスタが受けた“包囲網シーン”を4つピックアップしている。
“代表例”の一つが、スペインが優勝した12年EUROのワンシーンだ。グループリーグ初戦のイタリア戦、イニエスタが相手DFジョルジョ・キエッリーニら5人に徹底マークされている、まるでCGのような瞬間を捉えている。そのほかにも、MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)やMFイバン・ラキティッチ(セビージャ)らクロアチア代表、“リトル・モーツァルト”の異名を取ったMFトーマス・ロシツキー擁するチェコ代表、バルセロナの宿敵であるレアル・マドリードの選手にことごとく囲まれる驚きの光景ばかりだ。
投稿には、ファンから「無敵レベル」「並外れている」「キャプテン翼」「イタリア戦のはフォトショップ加工?」「サッカー界のレジェンド」と驚きの声が上がり、改めて盛り上がりを見せていた。