南野の電撃移籍は「全員にとって完璧なシナリオ」 契約当日の“舞台裏”を現地説明
サウサンプトンへ移籍した南野に専門メディア言及 「彼にとってはチャンス」
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間1日、プレミアリーグ移籍期限締め切り直前にサウサンプトンに今季終了後までの期限付き移籍が発表された。そんななか、リバプール専門メディアは「タクミ・ミナミノの電撃移籍は全員にとって完璧なシナリオ」と見出しを打って取り上げている。
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リバプールで2シーズン目を迎えていた南野は、ワールドクラスのアタッカー陣が揃うチームにおいて熾烈なレギュラー争いに直面。リーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)では待望のプレミア初ゴールを記録したが、それ以降はリーグ7試合でわずか6分間の出場にとどまっており、アタッカー陣の序列で最下層にまで下がった。
1日に今冬移籍市場のデッドラインを迎えたなか、締切り間際でサウサンプトンへの期限付き移籍が決定した。今季終了までの契約となるが、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は「タクミ・ミナミノの電撃移籍は全員にとって完璧なシナリオ」と見出しを打ち、南野のサウサンプトン移籍が選手やチームにとっても最善策となったことを主張している。
記事では「セインツは移籍期限締切り日の朝にリバプールに契約の問い合わせをしたと伝えられており、関心が公になったのは期限の1、2時間前だった。クロップやチームは、直前まで南野にとって適切な移籍となるか検討されていた」と振り返り、「買取オプションを要求されたが、リバプールはそれを固辞した」と説明している。
また、「彼にとってはチャンスだ。リバプールとザルツブルクの一戦を目にした者は誰でも、南野が非常に才能のある選手であると知っている」と主張している。サウサンプトンもリバプールと同様、前線からのハイプレスと連動したハードワークをスタイルとしていることから、サウサンプトンで結果を残せば、来季のリバプールで戦力になれるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)