酒井&長友所属のマルセイユに激震! 智将ビラス=ボアス、怒りの辞意表明に現地騒然

マルセイユのビラス=ボアス監督が辞任表明【写真:Getty Images】
マルセイユのビラス=ボアス監督が辞任表明【写真:Getty Images】

DFエンチャムの獲得を巡りクラブに不信感か、記者会見で突如として辞意表明

 日本代表DF酒井宏樹とDF長友佑都の所属するマルセイユのアンドレ・ビラス=ボアス監督が、補強を巡ってフロントと対立し、2日の記者会見で辞任の意向を明かした。突然の出来事に報道陣も騒然とする事態だと、英紙「エクスプレス」が報じている。

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 事の発端となっているのは、今冬の移籍市場における選手補強だ。現地時間1日、マルセイユはスコットランド1部セルティックから今シーズン終了までの期限付き移籍でフランス人DFオリヴィエ・エンチャムの獲得を決めた。

 しかし、ビラス=ボアス監督はエンチャムの獲得を望んではおらず、フロントの一存で決定したこの補強に激怒しているという。2日に行われた記者会見で、ポルトガル人指揮官は辞任の意向を表明した。

「辞任の申し出について役員からの返事はないが、私はとにかくマルセイユを出ていきたい。他には何も求めていない。私はオリヴィエ・エンチャムの獲得の決定に関して何もしていない。彼は私がはっきりとノーと言った選手だ。彼が来ることは知らなかった」

 怒れるビラス=ボアス監督は、これ以上マルセイユを指揮するモチベーションはないようだ。英紙「エクスプレス」も「元トッテナム、チェルシーのボスであるアンドレ・ビラス・ボアスは記者会見で記者たちを騒然とさせた」と驚きをもって報じている。

 ジョゼ・モウリーニョ監督の薫陶を受け、ポルト時代にはUEFAヨーロッパリーグ制覇の経験も持つビラス=ボアス監督。日本代表監督就任への興味を明かしていたことでも知られる智将が、フランスの名門に一方的に別れを突きつけた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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