「日本に向かう途中で涙」 鹿島加入のブラジル人MF、愛する名門との“別れ”に現地注目
鹿島加入のMFピトゥカ、サントスとの別れに涙「さよならではなく、またね」
鹿島アントラーズは今冬の移籍市場で、サントスからブラジル人MFディエゴ・ピトゥカを獲得した。ブラジルの名門からやってくる助っ人外国人に即戦力としての期待が寄せられるなか、ブラジルメディアは「日本に向かう途中でサントスとの別れに涙」と見出しを打ち、退団したクラブへの愛情に注目している。
2020年シーズン開幕前にザーゴ監督が就任した鹿島は、序盤戦に公式戦6連敗を喫するなどクラブ創設以来最悪のスタートとなったが、シーズン途中から徐々に持ち直すと本来の勝負強さが戻り、最終的には5位でシーズンを終えた。新シーズンの覇権奪還に向け、アル・シャバブ(サウジアラビア)からブラジル人MFアルトゥール・カイキを完全移籍で獲得している。
さらに、1月21日にサントスからピトゥカの獲得を発表。同月31日に行われたリベルタドーレス杯決勝のパルメイラス戦(0-1)に出場し、サントスでの最後の試合を終えた。日本へと向かう段階に入ったが、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「日本に向かう途中でサントスとの別れに涙」と見出しを打って取り上げている。
記事では別れの挨拶をする際に、ピトゥカが涙を流している姿を捉えたサントス公式SNSの動画と、本人のコメントを紹介。「去ることはとても寂しい。ここでは最高の瞬間を過ごした。さよならではなく、またね、だよ。僕はいつか心のクラブに戻ってくる」との言葉を残していた。日本に活躍の場を移すピトゥカだが、サントスは彼にとって特別なクラブであり続けるようだ。
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