前節からはスタメン2人が変更と地元紙予想

　ACミランの日本代表FW本田圭佑が、21日の本拠地カルピ戦でクリスティアン・ブロッキ監督の就任後、2試合連続でスタメン落ちになる可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

　前節サンプドリアとの初陣でシルビオ・ベルルスコーニ会長の偏愛する4-3-1-2システムで勝ち点3をつかんだブロッキ監督は、“ベルルスコーニ・システム”を継続すると予想されている。

　GKは17歳の守護神ドンナルンマ。4バックはアバーテ、アレックス、ロマニョーリ、デ・シリオとなり、前節からは左サイドバックのアントネッリがデ・シリオへ変更になると予想されている。

　ボランチは出場停止のクツカに代わってポーリが入り、主将のモントリーボ、ベルトラッチが並ぶと見られている。トップ下は前節ドリブルで2人を抜き、バッカの決勝点をアシストしたボナベントゥーラで、2トップもバッカ、バロテッリが引き続き先発で起用されるという。

　本田はサンプドリア戦でベンチスタートとなり、出番なしに終わった。ボナベントゥーラの代わりに途中出場したのはボアテングで、現時点ではトップ下で3番手という位置づけに変化はないようだ。この試合で出場機会をつかみ、スタメン奪回に向けてアピールできるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images