「絶対に忘れない」 神童ムバッペ、相棒ネイマールのサポートに感謝「助けてくれた」
2017年夏に揃ってPSGに加入「ネイマールがプロジェクトの中心で、僕は彼を助ける」
レアル・マドリードなどへの移籍が噂されているパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、同僚ブラジル代表FWネイマールが自身のブレイクに大きな影響を及ぼした選手だとして、惜しみない賛辞を送っている。
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ムバッペとネイマールは2017年夏に揃ってPSGに加入。当時18歳だったムバッペにとって、ネイマールはすでにバルセロナで大きな成功を収めた大スターだった。ムバッペはフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」で、ネイマールについて次のように語っていたという。
「僕は、偉大な選手たちは一緒にプレーすることで成長していくと考えていた。それは僕たち2人の間で明確なことだった。役割はパリに来た時点で確立されていた。ネイマールこそがプロジェクトの中心であり、僕は彼を助けるためにここにいた。ネイマールはなんでもできる。彼は世界最高の選手なんだ。彼がパリにやってきた時、僕らは彼にはなんでもできると気がついた。彼は5-0で勝っている時にショーをしたり、ダンスをするだけの選手ではない。0-0の時にスペクタクルなことをする方法も知っている」
ネイマールと言えば、相手をおちょくるようなプレーや、シミュレーションの多さを批判されることも多いが、ムバッペはそれもいち側面に過ぎず、サッカー選手としての才能が際立っていると称賛している。そして、ネイマールの存在が自身の成長の大きな助けになったとも語っている。
「みんな気づいているかどうかは分からないが、ネイマールはすべてを理解している。彼はなんでもすぐにやってのけてしまう生まれつきの能力があるんだ。あの子どものような性質を除けば、彼は最初から僕のことを助けてくれた。そのことは絶対に忘れないだろう。18歳でビッグチームのドレッシングルームに入っていくのは簡単なことではない。偉大なチームでは、成功の60%はフットボールのことだが、残りの40%はドレッシングルームでいかに馴染めるかだ。彼は僕を助けてくれた。そのことは忘れない」
ムバッペ、ネイマールともに今夏の移籍の噂が絶えないが、3年半コンビを組んできた2人の間には強固な信頼関係が結ばれているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)