リバプールDFマティプ、負傷で今季復帰は絶望的 監督は敬意「我々の命を救ってくれた」
トッテナム戦で韓国代表FWソン・フンミンにチャレンジした際に足首を負傷して交代
リバプールの元カメルーン代表DFジョエル・マティプが、今季中の復帰が絶望的であることが分かった。ユルゲン・クロップ監督は「彼は次のプレシーズンの準備をする」と長期離脱を認めている。英公共放送「BBC」が報じた。
リバプールは、今シーズン序盤から守備陣に負傷者が相次ぐ異常事態を迎えている。オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFジョー・ゴメスを欠くなかでマティプも奮闘してきたが、現地時間1月28日のプレミアリーグ第20節トッテナム戦(3-1)で負傷。ハーフタイムでピッチを後にしていた。
足首靭帯へのダメージは大きく、29歳のカメルーン人DFはシーズン中の復帰が絶望となってしまったようだ。クロップ監督は「彼は次のプレシーズンに向けた準備をすることになる」とマティプの長期欠場を認めている。
マティプはトッテナム戦で韓国代表FWソン・フンミンに対するチャレンジの際に負傷したと見られている。指揮官は「彼は素晴らしいチャレンジだっただけに、とてもアンラッキーなことだ。彼がソンへのチャレンジを成功させたあの瞬間、彼は我々の命を救ってくれた」とマティプの果敢な守備に賛辞を送っている。
「我々は彼を待つ。今シーズンの残りと、夏、そしてプレシーズンで準備を整える。彼はまた戻ってくるだろう」
なお、マティプ負傷で選手層にさらなる不安を抱えたリバプールは移籍市場最終日の1日に英2部プレストンからDFベン・デイビス、ドイツ1部シャルケからDFオザン・カバクをそれぞれ半年間の期限付き移籍で獲得している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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