不満の口論→歓喜のハグ クロップとミルナーの“25秒間”に英注目「面白おかしい瞬間」

リバプールMFミルナー(左)とクロップ監督【写真:AP】
リバプールMFミルナー(左)とクロップ監督【写真:AP】

途中交代のミルナーがクロップ監督に説明を要求する場面の直後に先制点

 リバプールは現地時間1月31日、敵地でのプレミアリーグ第21節ウェストハム戦で3-1と勝利した。この試合で、先発出場した元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが途中交代した際、ユルゲン・クロップ監督に対して不満を露わにしたが、直後の得点で笑顔の“和解”を見せた場面を英メディアが「面白おかしい瞬間」と取り上げている。

 昨季王者のリバプールは、昨年末のリーグ第15節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦(1-1)からリーグ戦5試合未勝利と失速。1月28日の第20節トッテナム戦(3-1)で実に6試合ぶりの白星を飾った。

 今節は公式戦6連勝でリーグ戦5位まで順位を上げている絶好調ウェストハムが相手だったが、後半12分、23分にエジプト代表FWモハメド・サラー、同39分にオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがゴールを奪い、3-1で連勝を飾った。

 一方、中盤で先発出場したミルナーは0-0で迎えた後半12分にピッチを退いたが、クロップ監督に交代の説明を求める姿が中継に映し出されていた。しかし、代わって入ったイングランド人MFカーティス・ジョーンズが投入から25秒後にサラーの先制点をアシスト。その様子を見守っていたミルナーが笑顔でクロップ監督に歩み寄り、歓喜のハグを交わしていた。

 英メディア「GIVE ME SPORT」は「クロップとミルナーがウェストハム戦で面白おかしい瞬間を演出」と見出しを打ち、「ミルナーは最初の交代カードで失望したように見えたが、数秒後にカーティスが先制点をお膳立てし、タッチライン際でクロップと祝福した」と説明。両者の微笑ましいやりとりに現地メディアも温かい目で取り上げていた。

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