ウジョアと並ぶと「裏目に出る可能性がある」

　そして3番目として、侍ストライカーが登場する。

「日本人FWが主役になることはなさそうだ。ヴァーディの出場停止で、岡崎はベンチスタートという結末も実際には起こりうる。しかし彼の運動量とスピードは、先発だろうとスーパーサブだろうと、スウォンジー戦でも局面において鍵になるだろう。ウジョアと岡崎を前線に配置し、マフレズをサイドに配置することは裏目に出る可能性がある。つまるところ、岡崎は先月のニューカッスル戦のバイシクルキックでの決勝ゴールで証明した通り、大事なゴールを決める能力はある。ラニエリは前線の穴を埋めるために大きな決断が迫られる。レスターの監督にとっては、今季初めての頭痛の種となる」

　ヴァーディと攻守に絶妙な連動性を誇ってきた岡崎だが、エース不在で見せ場到来と思いきや、一転してベンチスタートの可能性もあるという。残り4試合で侍ストライカーは、レスターのヒーローになれるのか。ラニエリ監督の采配に大きな注目が集まる。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images