「専門家の助けが必要」 元リバプールFWの“変貌”に母国も不安視「迷走している」
番組に出演した元オランダ代表FWカイト氏の“変貌”に反響「ほとんど認識できなかった」
現役時代にリバプールで活躍した元オランダ代表FWディルク・カイト氏は現在、フェイエノールトのユースチームを指揮しているが、オランダの番組に出演した際に見せた“変貌”ぶりが世界で話題を呼んでいる。そんななかオランダメディアは「新たな容姿について『専門家の助けが必要』」と見出しを打ち、関係者の発言を取り上げている。
現役時代、フェイエノールトで名を馳せたカイト氏は2006年にリバプールへと移籍。主力として輝きを放ち、オランダ代表でも活躍した。その後フェネルバフチェを経て、15年に古巣フェイエノールトに復帰し、17年に現役を引退。現在は同クラブのユースチームを指揮しており、将来のトップチーム昇格も期待されている。
そうしたなかカイト氏はオランダ放送局「Ziggo Sport」の番組に出演したが、その際の容姿の変化が話題を呼んでいる。トレードマークだった巻き毛のブロンドヘアーはそこにはなく、やややつれた表情で無精髭を生やした姿となっていたことが世界で反響が寄せられていた。
これを受けてオランダ放送局「GiDS.TV」は、「新たな容姿について『専門家の助けが必要』」と見出しを打ち、スポーツジャーナリストのヨハン・デルクセン記者のコメントに注目。「『カイトは専門家の助けが必要』。これはデルクセン氏の言葉だ。『ほとんど認識できなかった。彼は迷走している』と主張していた」と説明している。
カイト氏のあまりの変貌ぶりに母国の記者も困惑していると綴っており、急激な変化を懸念する意見を取り上げていた。今年で40歳となったため、容姿の変化は自然なことではあるものの、もし急激に変化したとなれば心配する声が噴出するのも仕方ないかもしれない。
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