「プロ最高?」 チェルシーのスペイン代表DF、復活の”豪快ボレー弾”に母国紙注目

バーンリー戦で追加点を決めたDFマルコス・アロンソ【写真:Getty Images】
バーンリー戦で追加点を決めたDFマルコス・アロンソ【写真:Getty Images】

約4カ月ぶりに先発したDFマルコス・アロンソの一撃に熱視線「最も美しいもの」

 チェルシーは現地時間1月31日、プレミアリーグ第21節バーンリー戦で2-0の勝利を収めた。トーマス・トゥヘル新体勢で初白星を挙げたなか、後半にスペイン代表DFマルコス・アロンソが決めた豪快なボレーシュートに母国メディアが注目している。

 チェルシーは成績不振により就任2年目のフランク・ランパード前監督を解任し、後任として昨年末までパリ・サンジェルマン(PSG)を率いたトゥヘル監督を招聘。同監督にとって就任2戦目となるバーンリー戦では、前半40分にスペイン代表DFアスピリクエタのゴールで先制すると、終盤にはM・アロンソの今季初ゴールで2-0とし、3試合ぶりとなる勝利を飾った。

 トゥヘル新体勢で初白星を挙げたなか、M・アロンソが決めた豪快なボレーシュートが反響を呼んでいる。M・アロンソは1-0で迎えた後半39分、ペナルティーエリア内でアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチからの浮き球パスを受けると、胸トラップで巧みにコントロール。そのボールを脚で浮かせた後、すかさず左足を振り抜きゴールネットへと突き刺した。

 この豪快な一撃に海外メディアが注目し、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「プロとしての最高のゴール? マルコス・アロンソがスタイル復活!」と見出しを打ち、「彼の長いプロキャリアの間に達成した最も美しいものだった」と称賛。また、同国紙「AS」も「マルコス・アロンソをトゥヘルが地獄から連れ出す」と、第3節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦(3-3)以来、約4カ月ぶりに先発したスペイン人DFの活躍に目を見張っていた。

 ランパード前体制下では不遇に晒されていたM・アロンソだが、この試合での活躍を機に定位置奪回を果たせるだろうか。

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