久保、アラベス戦不発も…スペイン紙が指摘した“改善点”は? 「他の試合よりも…」
ヘタフェはアラベスと0-0ドロー、先発の久保は後半34分にピッチを退く
ヘタフェは現地時間1月31日、リーガ・エスパニョーラ第21節でアラベスと対戦し、0-0と引き分けた。日本代表MF久保建英は右サイドで先発を飾ったが、不発のまま後半34分にピッチを退いた。スペイン大手紙は久保について「他の試合よりも内側でプレーしていた」と、改善点を振り返っている。
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今季開幕前にレアル・マドリードからビジャレアルへ期限付き移籍した久保だったが、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、1月8日にレンタル打ち切りが決定。同時にヘタフェへの“再レンタル”が発表された。11日の第18節エルチェ戦(3-1)で途中出場で新天地デビューを果たすと、第19節ウエスカ戦(1-0)、第20節アスレティック・ビルバオ戦(1-5)で先発を飾った。
アラベス戦でも右サイドで先発を飾り、3試合連続の先発出場となったが、序盤から互いに膠着した展開が続き、相手守備陣の激しいプレッシャーに久保も見せ場を作ることができず、後半34分に途中交代となった。試合もそのままスコアレスドローで終了している。
スペイン紙「AS」はアラベス戦に出場した選手の寸評を記しているが、久保については「この日は他の試合よりも内側でプレーしていた。シュートを打つことはなかったが、危険なエリアに侵入していた。守備面のサポートや(相手DFルベン・)ドゥアルテへのチェイシングに多くの時間を費やしていた」と振り返っている。
前節ビルバオ戦の試合後、ホセ・ボルダラス監督は久保に対し、内側でのプレーを増やすよう指示していたことを明かしていた。ヘタフェは久保加入後、初の無得点に終わり、久保自身も初ゴールはお預けとなったが、同メディアは改善点が見られたことを指摘。今後は数少ないチャンスで、目に見える結果を手にしたいところだ。