レアル退団が噂のS・ラモス、プレミア移籍も 英報道「ユナイテッドが第一希望」
レアルからの2年契約オファーを拒否と報道、複数のプレミアクラブが熱視線か
レアル・マドリードのキャプテンであるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、2020-21シーズンでクラブとの契約が満了を迎える。これまでパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に乗り出すと報じられてきたが、英紙「デイリー・ミラー」は、マンチェスター・ユナイテッドも34歳のDFに関心を示していると報じている。
2005年にセビージャからレアルに加入したラモスは、ここまで白い巨人の一員として公式戦668試合に出場し、DFとしてクラブ最多となる100ゴールを記録している。リーダーシップや守備の要としても、チームに不可欠の存在だが、クラブとの契約延長交渉は合意に達しておらず、今季終了後にはキャリア2度目となる移籍の可能性が報じられている。
ラモスはレアルが提示した10パーセント減額となる2年契約のオファーを拒否したと伝えられており、複数のオファーが舞い込んでいるようだ。すでにアジアからのオファーを断り、PSG行きを検討しているようだ。
そうしたなか、「デイリー・ミラー」紙は「ベルナベウでの契約延長交渉は崩壊し、5度のラ・リーガ、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、ワールドカップ(W杯)、2度のヨーロッパ選手権(EURO)の優勝者は、7月にフリートランスファーが可能になった」と、今季限りでのレアル退団を伝えている。そして、複数のプレミアリーグクラブが獲得に乗り出すことを報じた。
「2年間、マドリードでラモスと仕事をしたカルロ・アンチェロッティ監督が率いるエバートンは状況を注視している。だが、元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏とマドリードで過ごしたラモス側は、33歳のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを獲得して、年齢を障害と考えていないことを示すマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を第一希望としている」
オレ・グンナー・スールシャール監督率いるユナイテッドは、守備面の強化が必要とされている。レアルでも、スペイン代表でも、豊富な経験を持つラモスの獲得は、チームの補強ポイントにも合致するが、ラモスの“プレミア初上陸”は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)