伊東純也、ダイナミックな推進力を現地高評価 「ベルギーでベストウインガーの1人」
スピードを生かしたドリブルとクロスでヘンクの攻撃を牽引
ヘンクの日本代表MF伊東純也は、ベルギー挑戦3年目の今季もここまでリーグ戦22試合で7ゴール8アシストと攻撃を牽引している。早くも昨季を上回る活躍を見せるなかで、現地誌は「ベルギー国内でベストウインガーの1人」と高く評価している。
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伊東は現地時間1月24日、リーグ第21節クラブ・ブルージュ戦(2-3)で鮮やかなバックヒール弾をマーク。海外メディアから「崇高」「美しい」と称賛され、ベルギーメディアが主催する“週間ベストゴール”も受賞した。
迎えた27日に行われたリーグ第22節ズルテ・ワレヘム戦(3-2)、伊東は前半アディショナルタイム、ペナルティーアーク後方でコロンビア代表DFダニエル・ムニョスからの横パスを受けると、マーカー2人を背負いながら右足バックヒールでペナルティーエリア内へスルーパス。これをムニョスが中央へ折り返し、フリーのナイジェリア代表FWポール・オヌアチュがスライディングシュートで先制ゴールを奪った。
さらに、2-0で迎えた後半22分にはフィンランド代表DFイェレ・ウロネンのシュートが右ポストに当たってこぼれたところを、飛び込んできた伊東が冷静にシュートを決め、今季7ゴール目でチームの勝利に貢献した。
ベルギー誌「Le Vif/L’Express」は、「超音速の日本人アタッカーは、サイドよりも中央に近い位置にいることがよくある。イトウはダイナミックな推進力を生かしたドリブルが相手に最もダメージを与える」と言及。伊東が1試合平均クロス数4.33本を記録し、ここまでの8アシストのうち、半分をナイジェリア代表FWポール・オヌアチュへのクロスで挙げていることや、昨季の総ドリブル数(206)はリーグトップだったことを紹介しつつ、「彼は間違いなくベルギー国内でベストのウインガーの1人だ」と称えている。
昨季から今季にかけての充実ぶりを考えれば、欧州5大リーグでプレーしている姿を見たいと思うファンも日に日に増えているに違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)