逆転優勝を信じるベイル クラシコ勝利後にバルサ失速を予言していたとスペインで話題に

強気な姿勢を貫くスピードスター

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、首位バルセロナのよもやの転落を予言していたとスペインで大きな話題になっている。スペイン地元紙「AS」が、「ベイルはバルセロナの失速とレアル・マドリードの優勝のチャンスを予見していた」と特集している。

 4月2日に敵地カンプ・ノウで行われたバルセロナとのクラシコで2-1と逆転勝利したレアルは、この白星でチームに勢いがついたものの、首位に立つライバルとは勝ち点7の差がついていた。記事では「最高に楽観的なサポーターでも、バルセロナが勝ち点7で先行するこの時点では、かすかな希望に過ぎなかった」と指摘されている。

 それでも、ベイルは強気だった。レアル優勝の可能性について「どうなるか分からない。フットボールの世界では負けると、どんなチームにもおかしなことが起きるものだよ」と力説。その言葉通り、公式戦39試合無敗というスペイン記録を樹立してクラシコを迎えていたバルサだったが、この敗戦を機に失速し、アトレチコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝は2戦合計2-3で敗れ、連覇の夢は潰えた。さらにリーグ戦でもレアル・ソシエダに0-1、バレンシアに1-2と不覚をとっての3連敗と、にわかには信じがたいペースダウンとなっている。

 

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