S・ラモス、今夏の去就はどうなる? PSG会長が“25億円オファー”を否定「馬鹿げている」
S・ラモス、今夏の去就巡って報道過熱…レアル会長は突き放す? 「君にとってはいいこと」
レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはクラブとの契約延長交渉が未だ進展を見せず、今夏の去就が注目を集めている。ラモスはフランスの名門パリ・サンジェルマン(PSG)からのオファーがあったとフロレンティーノ・ペレス会長に明かしたものの、これをPSG側が真っ向から否定している。
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今年3月で35歳を迎えるラモス。2005年からレアルに在籍し、キャプテンとしてチームを引っ張ってきたベテランは、クラブとの契約が今季限りで満了を迎える。契約延長が現在進行系で行われているが、契約年数や年俸10%カットを巡ってクラブ側と折り合いがつかず、未だ合意に至っていない。
そうしたなかで、スペイン紙「エル・パイス」によれば、ラモスはフロレンティーノ・ペレス会長にPSGから年俸2000万ユーロ(約25億4000万円)という高額オファーを受けていると伝えたという。レアルからのオファー額は現在の年俸1200万ユーロ(約15億円)の10%カットで1080万ユーロ(約13億7000万円)。金額としては二倍近い差となる。
しかし、これについてペレス会長がPSGのナセル・アル=ケライフィ会長に確認したところ、そのようなオファーはないと否定されたという。PSGの会長は「(ラモスへのオファーは)真実ではない。2000万ユーロ? ムバッペより多い稼ぎだ。馬鹿げている。多くの人がPSGを利用している」と語っているようだ。
ラモスはアル=ケライフィ会長が誤解を生じさせたと主張したものの、ペレス会長は「君(ラモス)にとってはいいことだ」とオファーを受け入れるように突き放したとも伝えられている。
英紙「ザ・サン」も「レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はセルヒオ・ラモスのブラフ(はったり)を問いただす」と2人のやり取りについて報じている。平行線をたどるラモスの契約延長交渉は、さらに複雑な状況に陥っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)