笑顔なきメッシのメモリアル弾 キャリア通算500ゴール達成も、バルサ3連敗で危機に直面

傑出したプレーも精度を欠く“MSN”

 バルセロナは試合を通じて遮二無二(しゃにむに)攻め立てたが、相手守護神ジエゴ・アウベスが好セーブを連発し、ゴールが遠い展開となった。メッシとともに「MSNトリオ」を形成するFWルイス・スアレス、ネイマールが決めきれず、1-2のまま無情のタイムアップを迎えた。

 チームは2日の「エル・クラシコ」に敗れて以降、リーガ3連敗となった。「ESPN」はこの日のMSNトリオについて、「3トップは試合序盤から相変わらず傑出したプレーを見せていた。しかし、ここ最近の試合で続いているフィニッシュの精度が“オフ”になっていた」と分析した。

 本拠地カンプ・ノウでの敗戦で2位アトレチコ・マドリードとの勝ち点差がなくなり、3位レアル・マドリードとも同1差となった。「辛うじて首位にいるが、水曜日のデポルティボ戦を前に本格的な危機を迎えている」とも表現されている。この逆境を跳ね返すためには、メッシがさらにゴールを量産して勝利に導くほかない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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