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ドルトムントのトップ下で光った“香川らしさ” 相手GKを退場させた突破は「最低限の仕事」
公式戦3試合連続の先発出場 全ゴールに絡み3-0の快勝に貢献
ドルトムントの日本代表MF香川真司はブンデスリーガ第30節ハンブルガーSV戦に先発フル出場し、果敢な飛び出しで相手GKの退場を誘発するなど3-0の勝利に貢献。本人は「最低限の仕事」を果たせたと語っている。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
香川は公式戦3試合連続の先発出場で、リーグ戦ではブレーメン戦、シャルケ戦に続く3戦連続ゴールこそならなかったものの、攻撃陣のなかで存在感を示した。前半37分に香川、DFフンメルスとつないだパスワークから最後は17歳の新星MFプリシッチが先制ゴールを決めている。そのシーンについて、香川はこのように振り返っている。
「良い形でマッツ(フンメルス)があそこに(いた)。普段だったら中に入って行けるけど、ああいうところで入ってくれるセンスというのもあったし。ああやって、あのスポットに入ってくれたから僕は出しやすかった。良い流れで、変化を加えられたので良かったと思います」
後半に入っても、背番号23は輝きを見せる。同6分、FWラモスのスルーパスに反応して相手DFラインの裏に抜け出すと、エリア外に飛び出したGKアドラーに倒される。主審はこのプレーでレッドカードを提示。ドルトムントは2点のリードに加えて、数的優位という圧倒的なアドバンテージを得た。
「キーパーがどう出るかなと思って。自分も、キーパーをかわすかそのまま打つか、そういうところで少し迷いました」と一瞬判断が遅れながらも「最低限の仕事というか、(アドラーに)レッドカードを生み出せました」と語っている。
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