アーセナル監督、新加入ウーデゴールの完全移籍希望 「しばらく追いかけていた選手」
アルテタ監督は「特別なクオリティーを有している」とウーデゴールに期待
アーセナルは現地時間27日、レアル・マドリードに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを今季終了までのレンタルで獲得したことを発表した。ミケル・アルテタ監督は、シーズン終了後に完全移籍を希望していることを匂わせている。英紙「イブニング・スタンダード」が報じた。
昨季、レアル・ソシエダで公式戦36試合7得点9アシストと大活躍を見せ、レアルに復帰したウーデゴールだったが、出場機会が限られ、今冬に再び期限付き移籍へ。レアル・ソシエダも再度獲得に名乗りを挙げたが、レアルは元ドイツ代表MFメスト・エジル(フェネルバフチェ)を放出したばかりのアーセナルに送り込んだ。
アーセナルは、ウーデゴールに背番号「11」を準備して加入を歓迎。アルテタ監督は長くクラブに留めたい考えを明かしている。
「私たちがあのポジションの選手に求めている疑いないクオリティーと人間性を持っている。あとは、二つのことが重要になる。まずどれだけここに適応して、どのようなインパクトをチームに与えてくれるか。そして2番目は、レアル・マドリードと選手がどう考えるかだ。なぜなら、彼はレアルが保有している選手であり、選手にも考えがあるからね。彼は、私たちがしばらく追いかけていた選手であり、必要としていて、持てていなかった特別なクオリティーを有している」
レアルとアーセナルの契約には、レンタル期間終了後の完全移籍のオプションは付帯していないという。現在、9位と低迷しているアーセナルで、ウーデゴールは再び輝きを放てるだろうか。
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