ファン・ハール監督が公式戦5戦目にしてようやく初勝利 「最終的にはこのリーグの王者を率いる監督になりたい」

 

「我々には向上の余地がある」と努めて冷静に語る

 

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が14日のホーム、QPR戦で4-0と快勝。今季マンUの監督就任後、公式戦初勝利となった。だが、今夏の移籍市場で1億5000万ポンドの大補強を展開したチームについて、オランダ人指揮官は「まだ始まったばかり」と語っている。

「我々は試合内容について分析しなければいけない。ファンタスティックな結果だったが、我々には向上の余地がある」

 公式戦5試合目にして初勝利。試合後、喜びで頬を紅潮させた指揮官は努めて冷静に語った。今季大型補強で獲得したMFアンデル・エレーラ、英国史上最高の移籍金を支払ったMFアンヘル・ディマリアがゴールを決めた。

「いいスタートだ。4対0で勝利できれば監督としても幸せだ。だが、修正点は常に存在する。今日は圧倒した。ゴールも決めたし、相手をゼロに抑えた」

 ホーム開幕戦ではスウォンジー相手にマンU史上1972年以来となる黒星を喫した。リーグカップ初戦では3部MLドンズに0-4で惨敗。だが、オランダ人指揮官は大量補強がひとまず完了した後の今回の試合を初戦と見なしているようだ。

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