“韓国の至宝”イ・ガンイン、「重大なオファーを準備する」二つのクラブとは?
モナコとベティスがイ・ガンインの代理人と接触か
冬の移籍市場が間もなく閉幕を迎えるなか、シーズン後半戦の戦力確保に向けた各クラブの動きも大詰めを迎える。スペインメディアによると、バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインに関心を示すクラブが二つあるという。
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「韓国の至宝」と称されるイ・ガンインは、バレンシアの下部組織で育ち、2017年にプロ契約を結んだ。18年10月にトップチーム初出場を飾り、19年1月にリーガデビューを果たすなど、バレンシアで着実にステップアップしてきた。今季は開幕戦で2アシストを記録するなど好スタートを切ったかに思われたが、ここまで公式戦16試合で1得点3アシストと思うように数字を伸ばせていない。
昨季から出場機会の少なさに不満を抱えているというイ・ガンインは、22年6月までとなっているバレンシアとの契約更新を拒否しており、1月の移籍市場で退団を画策しているとされてきた。クラブは1月の公式戦7試合のうち、24日のリーガ・エスパニョーラ第20節アトレティコ・マドリード戦(1-3)を除く、6試合でプレーする機会を与えたが、今季は1試合もフル出場していない。
クラブに不満を抱えていることが公になっているイ・ガンインについて、スペインメディア「Todofichajes」は「二つのクラブが重大なオファーを準備」とし、それが「ベティスとモナコ」であると報じている。
記事では、「両クラブはすでに代理人に接触をしており、環境を変える意思があるかを確認している。イ・ガンインは変化を求めると同時に、プレー時間を求めている。オファーが十分であり、必要とされ続ければ、契約に近づくだろう」と、移籍の可能性を示唆している。
イ・ガンインの推定市場価格は1500万ユーロ(約19億円)とされ、契約満了が近づくことから、バレンシアがその金額を得られるとすれば今冬と今夏の市場になる。韓国の至宝の動向が今後も注目されるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)