マンU、最下位シェフィールドに本拠地で47年ぶり黒星 「プレッシャーの中で凍りついた」
一度は同点に追いつくも、決勝弾を食らってリーグ戦無敗は13試合でストップ
プレミアリーグ優勝争いを繰り広げるマンチェスター・ユナイテッドは、現地時間27日に最下位シェフィールド・ユナイテッド相手に1-2で黒星を喫し、首位の座から陥落した。英地元メディアは47年ぶりの歴史的な敗戦について、「プレッシャーの中で凍りついた」と痛恨の黒星について報じている。
リーグ首位に立っていたマンチェスター・ユナイテッドは、本拠地オールド・トラッフォードに今季まだ1勝のシェフィールド・ユナイテッドを迎えた。最下位相手に確実に勝点を手にしたいところだったが、前半23分に先制を許してしまう。
後半19分にイングランド代表DFハリー・マグワイアのゴールで同点に追いついたマンチェスター・ユナイテッドだったが、その10分後に途中出場のスコットランド代表MFオリヴァー・バークに決勝点を奪われ、1-2で敗戦。リーグ戦13戦無敗と好調だったなかで、よもやの黒星となった。
この結果、マンチェスター・ユナイテッドは勝ち点40のまま足踏み。同日の試合でアストン・ビラに勝利した1試合消化の少ないマンチェスター・シティ(勝ち点41)に抜かれ、2位に転落した。
データ分析会社「オプタ」によれば、シェフィールド・ユナイテッドがオールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッド相手に勝利したのは、1973年12月以来およそ47年ぶりのこと。同会場ではユナイテッドが公式戦8連勝中だったが、その記録がついに途絶えた。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、「オレ・グンナー・スールシャール監督のチームは、マンチェスター・シティから首位の座を奪い返すチャンスだったが、今シーズンのプレミアリーグで1勝しかしていないブレイズ相手のプレッシャーの中で凍りついてしまった」と結果を報じた。
宿敵マンチェスター・シティやレスター・シティらと首位争いを繰り広げ、2012-13シーズン以来8年ぶりのプレミア制覇を目指す“赤い悪魔”にとって痛恨の一敗となりそうだ。