レアルOB、古巣にハーランド獲得のススメ ムバッペよりも優れている点とは?
元アルゼンチン代表FWバルダーノ氏はハーランドの多様性を推薦
レアル・マドリードは、フランス代表FWキリアン・ムバッペを補強のトップターゲットに定めているとされている。しかし、クラブOBで、その後に監督やスポーツディレクターも務めた元アルゼンチン代表FWホルヘ・バルダーノ氏は、ムバッペよりもノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)を獲得すべきだと語っている。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
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ムバッペは2017年夏にモナコからフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。ブラジル代表FWネイマールと並ぶチームの中心となってスーパースターへの階段を駆け上がり、昨季はモナコ時代と合わせて通算4回目のリーグ・アン優勝を達成するとともに、2年連続で得点王に輝いた。先月に22歳の誕生日を迎えたばかりだが、すでに2018年ロシア・ワールドカップで世界一も経験している。
一方、ドルトムントのハーランドも、2019年1月にモルデFKから日本代表MF南野拓実(リバプール)が所属していたオーストリア1部ザルツブルクへ移籍すると、驚異的なペースでゴールを量産。わずか1年後にはドルトムントに引き抜かれ、昨季は2チームで合わせて計40試合44得点を挙げた。今季もここまで19試合に出場して、21得点を挙げている。
その活躍ぶりにより、“神童“と呼ばれるムバッペとハーランド。数々の欧州ビッグクラブから関心を集めるなか、PSGとの現行契約が2022年6月で満了を迎えるムバッペは、同胞のジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル移籍の可能性がかねてから噂されている。
今月にはスペイン紙「AS」が、ムバッペ獲得に必要な資金として1億ユーロ(約126億円)から1億5000万ユーロ(約190億円)を捻出するための“オペレーション・ムバッペ”にレアルが着手した報道するなど、着々と準備を進めていると見られる。
ただ、クラブレジェンドのバルダーノ氏は、スペインのラジオ局「オンダ・セロ」で「私ならムバッペよりもハーランドと契約する。彼は狭いスペースでも大きなスペースでも動くことができるし、頻繁にゴールも決める。ムバッペがスーパースターなのは理解しているが、ハーランドには非常に驚かされている。いろんなタイプのゴールを決められる」と主張した。
両選手とも獲得が容易ではないのは間違いないが、レアルは補強ターゲットのプライオリティーを変更するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)