サンタ・クララ対リオ・アヴェで守田と食野の日本人対決が実現

　ポルトガルで日本人2人が存在感を放った。今年1月に川崎フロンターレからポルトガル1部CDサンタ・クララに完全移籍した日本代表MF守田英正と、同リオ・アヴェに所属する東京五輪世代FW食野亮太郎が現地時間25日、リーグ第15節で激突。新天地デビューを飾った守田がいきなりゴールを決めて2-1の勝利に貢献すると、食野も今季3点目を挙げた。

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　まず、ゴールを挙げたのは食野。サンタ・クララに先制を許すと、2分後にリオ・アヴェが反撃に出た。アンゴラ代表FWジェルソンのシュートをこぼれ球に反応した食野が豪快な右足のシュートを決めて同点に追いついた。

　試合は1-1のまま終盤に突入。この一戦がデビュー戦となった守田はいきなり存在感を放つ。サンタ・クララは後半44分、濃い霧に包まれるなか守田がペナルティーエリア内に走り込み、右45度からシュートをゴール左隅に流し込んで劇的な決勝ゴール。2-1の勝利に貢献した。

　ポルトガルで実現した日本人対決を、海外メディア「HOLA」は「月曜日に行われたリオ・アヴェとサンタ・クララの一戦は1-2で終了し、食野亮太郎と守田英正の2人の日本人が輝いた。食野は1-0でリードを許したあと前半に同点へと導いた。日本人の守田は今年1月に川崎から加入した日本代表選手」と報道。ポルトガルで切磋琢磨する日本人コンビの、さらなる活躍に期待がかかる。