ジダン流ターンオーバーでバルサ猛追7連勝 レアル二冠へ「どちらも軽視しない」と断言

 

5-1大勝のヘタフェ戦後会見の様子を「マルカ」が報じる

 レアル・マドリードは16日の敵地ヘタフェ戦で5-1の大勝を飾り、リーグ7連勝で1試合消化の少ない首位バルセロナとの勝ち点差を「1」に縮めた。スペインが誇る名門は欧州チャンピオンズリーグ4強進出を決めているが、ジネディーヌ・ジダン監督は二冠奪取に全力を尽くすことを明らかにした。地元紙「マルカ」が報じている。

 FWカリム・ベンゼマの1得点2アシストの活躍に加え、MFギャレス・ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドもゴールを挙げて「BBCトリオ」が揃い踏み。2月の時点で最大「12」まで開いた首位バルサとの勝ち点差はわずか「1」となった。史上最多の11度目の優勝を目指す欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝でマンチェスター・シティと対戦することになった。

「リーガとチャンピオンズリーグ? どちらも何か保証されたとは思っていない。リーガは重要なので、我々の仕事を続けるだけだ。しかし、どちらの使命も軽視するつもりはない」

 指揮官はこう力強く話した。敵地初戦で0-2で敗れた状況で迎えた12日のCL準々決勝ヴォルスブルクとのホーム戦ではMFイスコとMFハメス・ロドリゲスを外し、ボール奪取力に長けたMFカゼミーロを投入して中盤の守備力を強化。ロナウドのハットトリックによる逆転勝利に導いた。この日はMFルカ・モドリッチとを温存させる一方、イスコとハメスをフル出場させた。2人はゴールに絡むパフォーマンスを見せるなど、ターンオーバーも上手く機能している。

 

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