ボローニャ冨安、陸空両面で存在感 リーグ上位ランクインの“えぐい”データとは?
前半戦全19試合フル出場はDF登録の選手では冨安とベネベントDFグリクのみ
ボローニャの日本代表DF冨安健洋はイタリア2年目の今季、大きな飛躍を遂げている。データ分析会社「オプタ」によると、DF登録の選手では空中戦数と同勝利数でリーグトップをマークしているという。
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日本代表の次世代DFリーダーとして期待を背負う冨安は、アビスパ福岡の下部組織で育ち、2015年にトップ昇格。18年にベルギー1部シント=トロイデンに移籍し、昨季からボローニャで主力として活躍している。今季はここまでリーグ戦19試合2ゴールを記録。不慣れな右サイドバックでの起用にも対応しているなか、昨年12月23日のセリエA第14節アタランタ戦(2-2)では、技ありのチップキックから今季初ゴールを決めた。
元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)ら世界トップクラスのストライカーたちと対峙してきたが、データ分析会社「オプタ」は、冨安が前半戦全19試合にフル出場(全1710分)したなかで残した堂々たる成績を紹介している。
今季のセリエAにおいて、DF登録の選手でフル出場は冨安とベネベントのポーランド代表DFカミル・グリクのみ。なおかつ冨安は、空中戦数(112)と空中戦勝利数(69)はDFの中でリーグトップをマークし、デュエル数(194)はリーグ2位にランクインしているという。
「オプタ」公式ツイッターには、ファンから「冨安のスタッツこんなエグいん…」「日本で最も騒がれるべきは冨安」「カテナチオの本場でこれはエグい」「こりゃビッグクラブ移籍も近いな」といったコメントが寄せられている。
リーグ13位(5勝5分9敗)と波に乗れないボローニャの中で、冨安は守備の要として奮闘していると言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)