ヘタフェ久保が先制点の起点も… 打開力発揮できず途中交代、チームは5失点完敗
ホームデビュー戦となった前節ウエスカ戦に続き、右サイドでスタメン出場
日本代表MF久保建英が所属するヘタフェは現地時間25日、リーガ・エスパニョーラ第20節でアスレティック・ビルバオと対戦し、1-5で敗れた。久保は前節に続いてスタメン出場し、開始早々には先制点の起点となる働きを見せている。
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今季開幕前に強豪ビジャレアルへ期限付き移籍した久保だったが、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、今年1月8日にレンタル打ち切りを発表。同時にヘタフェへの“再レンタル”が決定した。
第18節エルチェ戦(3-1)で新天地デビューを飾った久保は、本拠地で行われた翌節のウエスカ戦(1-0)で移籍後初先発。迎えた敵地でのビルバオ戦では前節に続き右サイドハーフでスタメン出場を果たすと開始早々の18秒、さっそく先制点の起点となる。
右サイドの高い位置でボールを奪うと、FWハイメ・マタへパス。ボールはMFカルレス・アレーニャへとつながり、アレーニャのクロスをファーサイドにいたMFマルク・ククレジャが頭で合わせて、1-0とした。
幸先良い立ち上がりを見せたヘタフェだったが、前半12分に同点ゴールを献上。ビルバオに攻め込まれるとMFイケル・ムニアインのクロスをFWラウール・ガルシアに右足で合わせられ、1-1とされる。
ヘタフェは同27分、ペナルティーエリア内で相手DFがハンドの反則を犯しPKを獲得するも、キッカーを務めたマタのシュートはGKウナイ・シモンがストップ。前半を1-1のまま折り返した。
すると、勝ち越しのチャンスを逃して迎えた後半5分、自陣右サイドで与えたFKからDFジェライ・アルバレスに頭で決められ逆転ゴールを献上。さらに、同16分にはR・ガルシアにヘディングシュートを決められ、ヘタフェはリードを2点に広げられてしまう。
久保はその後、サイドで果敢に仕掛けクロスを送る場面もあったが得点には絡めず、後半24分に途中交代。チームはその後さらに2失点し、1-5のスコアで3試合ぶりの黒星を喫した。