「年間最優秀パスvs年間最優秀パス」 リバプールとマンUの“超絶アシスト2本に英注目
ユナイテッドはFA杯4回戦でリバプールを3-2で撃破
イングランドのFAカップ4回戦は現地時間24日、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールの“ナショナル・ダービー”が行われ、ユナイテッドがリバプールを3-2で撃破した。熾烈な撃ち合いとなったが、英メディアは両チームから生まれた“年間最優秀パス級”の超絶アシストに注目している。
リーグ戦16試合無敗で首位に浮上している絶好調ユナイテッドとリーグ5試合連続未勝利(3分2敗)と絶不調リバプールの一戦は、1週間前に行われたリーグ戦の直接対決では0-0の引き分けに終わっていたが、FAカップでは撃ち合いのデッドヒートとなった。
試合は互いにワールドクラスのゴールで口火を切る。前半18分、敵陣中央でボールを受けたブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが前線にスルーパス。ユナイテッド守備網の穴に通すピンポイントのパスがエジプト代表FWモハメド・サラーへと渡り、先制に成功した。しかし同26分、カウンターの場面でイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが自陣の左サイドから大きな弧を描くクロスを放り込む。リバプール守備陣がギリギリ届かないをポイントに落とし、走り込んだイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが押し込んで同点とした。
その後、互いにゴールを奪い合い、最終的にはユナイテッドが3-2で競り勝ったが、英メディア「スポーツ・バイブル」は「フィルミーノとラッシュフォードが年間最優秀パスを演出」と見出しを打ち、この試合で生まれた2本のワールドクラスのアシストに注目。フィルミーノに対しては「信じられないパス」、ラッシュフォードに対しては「とんでもないクロス」と評価している。
世界指折りのダービーとして知られる対戦だが、その評価にふさわしいプレーが多く飛び出していた。
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