本拠地最終戦のペアチケットは225万円に高騰

　悲願のプレミアリーグ初制覇に向けてまい進するレスター・シティが、チケット転売禁止令を発表した。本拠地最終戦のチケットが一枚100万円以上というプラチナ化の一途をたどっているため、クラブ側は転売者にスタジアムへの入場禁止などの厳罰を命じている。英国営放送「BBC」が伝えた。

　リーグ第33節終了時点で2位トットナムと勝ち点7差をつけて首位に立つレスターは、残り5試合で3勝すれば、驚きのプレミア初戴冠を果たすことになる。その優勝決定試合になる可能性が高まっているのは、5月7日に行われる第37節のエバートン戦だ。

　もしその前に優勝を決めたとしてもホーム最終戦だけに、選手とともに歓喜の声を挙げたいのはファン心理としては当然である。そのため発売日の11日にはわずか90分でチケットが完売したという。またエバートン戦を含めてレスターが今季戦うホーム3試合はすべてチケット完売となっている。

　しかし厄介なのは転売屋の存在だ。ネット上の転売サイトではエバートン戦のペアチケットの席が売り出されているが、その金額は何と1万5000ポンド（約225万円）という超高額に設定されている。