「ニュースになった」 中井卓大、豪快ゴラッソにスペイン大手紙も注目「見よ!」
飛び級”でU-19相当の一戦に先発出場してゴールを突き刺す
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織に所属する17歳MF中井卓大は、今季からフベニールB(U-18相当)に所属している。昨年10月、トップチームのトレーニングに招集されたことで多くのメディアで注目されたなか、現地時間23日に行われたフベニールA(U-19相当)のロス・ジェベネス戦(3-0)に“飛び級”で先発出場し、2021年初ゴールをマーク。スペイン大手紙も「決めたゴラッソを見よ!」と注目している。
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“ピピ”の愛称で知られている中井は、2013年に9歳でレアルの下部組織に入団。加入後から順調に昇格し、今季からフベニールB(U-18相当)に所属しているが、昨年8月に開催されたフベニールAの選手が出場するUEFAユースリーグに“飛び級”で登録された。同年10月の国際Aマッチウィーク中には、多くの代表選手が不在のなかで、トップチームのトレーニングにも招集されていた。
そんななか、23日には今年初試合においてフベニールAで“飛び級”出場。先発を飾った中井は後半40分、左サイドでパスを受けると、自ら中央に切り込んでDFを1人かわし、右足を一閃。豪快な一発はゴール左隅に突き刺さる“ゴラッソ”となった。
スペイン紙「マルカ」は「“クロウタドリ”(カンテラの若手有望株)の中で輝きを放ち始めた日本人:決めたゴラッソを見よ!」と見出しを打ち、「ナカイはレアル・マドリード、フベニールBのミッドフィールダー。今週ロス・ジェベネス戦でこのゴラッソを決めてニュースになった」と伝えている。
豪快なゴールは、中井の武器の一つとして定着しつつあると言ってもいいだろう。