中国1部・大連一方を退任したベニテス監督、セルティック行きで“欧州復帰”か
60歳のベニテス監督はコロナ禍の影響と家族優先の意向から中国1部・大連一方を退任
中国1部・大連一方のラファエル・ベニテス監督が、クラブとの契約を解消したことを自身の公式サイトで発表した。英メディアでは、かつて元日本代表MF中村俊輔(現・横浜FC)も所属したスコットランド1部セルティックの監督に就任すると報じている。
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ベニテス監督は2019年7月に大連一方の監督に就任。その年俸は1200万ポンド(約17億円)と報じられていたが、2019年はリーグ戦で16チーム中9位、2020年はグループAで8チーム中7位となったが、入れ替え戦を勝利して降格は免れていた。
ベニテス監督は、自身の公式サイトで「不幸にも昨年いろいろなことに起きたように、新型コロナウイルスが我々の生活とプロジェクトを変えた。私と私のコーチングスタッフは、大連FCを離れる。疑いなく素晴らしい経験をさせてもらった。私たちにコミットしてくれたチーム、コーチ、メディカルスタッフ、チームスタッフ、そして選手たちに感謝したい」と綴り、新型コロナウイルスの影響と「家族を優先したい」思いを明かした。
これを受け、英紙「デイリー・ミラー」は、ベニテス氏の今後を紹介。「ラファ・ベニテス監督は、新たなセルティックの監督になる見込みだ」と報じ、現在レンジャーズの指揮を執るスティーブン・ジェラード監督との“師弟対決”の実現に注目した。
「実現すれば、60歳のベニテス監督は、かつてのリバプールのキャプテンであるスティーブン・ジェラードとグラスゴーで覇権を争うことになる」
これまでリバプール以外にも、バレンシア、インテル、ナポリ、レアル・マドリード、チェルシー、ニューカッスルなどでも指揮を執ったベニテス監督。自身初のスコットランドでの戦いが始まることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)