レスター岡崎の躍動を支えるアイコンタクトの妙 相棒ヴァーディは「全試合で僕を見つけてくれる」

相思相愛の2トップがプレミアを席巻 「彼がプレスに行けば、自分も行く」

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は、2トップを組む相棒のイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと相思相愛のようだ。チームの基本戦術である前線からの激しいプレスと高速カウンターの鍵となる2トップの連携は抜群で、岡崎は「いつもジェイミーを見ている」と信頼を明かした。レスター公式サイトが伝えている。

 レスターは33節を終え、2位トットナムに勝ち点差7をつけてプレミアリーグ首位を快走している。そのなかで岡崎は31試合に出場し5得点。無尽蔵のスタミナで攻守に貢献するその献身的なスタイルは、英国でも高い評価を得ている。

 そのなかで、ヴァーディとのコンビもすでに確立されている。岡崎は試合を重ねるごとに高まる俊足ストライカーとの連携に自信を深めている。その関係はまさに相思相愛だ。

「ピッチではいつもヴァーディを見ているし、彼もすべての試合で僕を見つけてくれる。自分がジェイミーにパスを出せば、彼も自分にパスしてくれる。彼がプレスに行けば、自分も行く。とてもいいコンビネーション」

 ヴァーディは今季、プレミアリーグで21得点を決めており、一躍リーグの顔となっている。PFA(プロサッカー選手協会)選定の年間最優秀選手賞の最終候補6人にチームメイトのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、フランス代表MFエンゴロ・カンテとともに選出された。今季開幕直後にはカジノで泥酔した挙句、アジア人男性に人種差別発言を繰り返し、社会問題となったヴァーディだが、謝罪声明を発表。岡崎にも謝罪するなど、雪解けしていた。チームのムードメーカーとなっている岡崎は、ヴァーディとも良好な関係を築いているようだ。

 

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