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レアル二冠へ追い風! 素行不良で放出危機の10番がヘタフェ戦で1得点1アシストと復権アピール
スペイン紙がマンU放出報道のハメスを「スタイルの復権」と称える
レアル・マドリードは16日のリーガ第33節ヘタフェ戦で5-1の快勝を飾り、暫定ながら首位バルセロナとの勝ち点差を「1」にまで詰めた。この大勝劇の中でコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、1ゴール1アシストと結果を出した。スペイン紙「マルカ」は、コロンビア人アタッカーの活躍を「スタイルの復権」と報じている。
前半29分、ペナルティーエリアやや外側の右サイドでボールを持ったハメスは、ゴール前の状況を見極めて左足でクロスを送る。柔らかな軌道を描いたボールはヘタフェ守備陣の頭上を越し、FWカリム・ベンゼマの頭にピタリと合う。相手GKが一歩も動けないゴールを演出し、レアルは一気に勢いに乗った。同40分にはハメスとともに今夏の放出候補として名前の上がるMFイスコ、後半5分にはMFギャレス・ベイルが追加点をゲットした。
同39分に1点を返されたものの、その4分後にハメスが再び輝く。右サイドからのパスをペナルティーエリア中央で受けると、相手マーカーのスライディングをあざ笑うかのような切り返しでかわし、右足でのコントロールショットでゴールネットを揺らした。
このナンバー10の活躍ぶりに、辛口で鳴らすスペインメディアも手放しで称賛を送っている。同紙は「ハメス、自らのスタイルの復権」のタイトルで特集し、ヘタフェ戦での卓抜したプレーぶりを分析している。フル出場したハメスは2得点のシーンだけでなく、試合を通じて攻撃面に関与していたという。特に目立ったのは89.2%にも上ったパス成功率で、イスコとともにこの試合でトップの数字を叩き出している。
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