岡崎がレスター監督の求心力の秘密を告白 「今でも忘れない」と感謝を示すエピソードとは

”珍プレー”にも笑わなかったラニエリ監督 チーム全員の前で岡崎の泥臭さを絶賛

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司が、チームを奇跡のプレミア初制覇へ導こうとしているクラウディオ・ラニエリ監督の求心力の秘密を告白している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 岡崎は昨年11月21日の敵地ニューカッスル戦で、今季2ゴール目を決めた。後半38分にシュートミスのこぼれ球を右足で押し込む泥臭いシュートだった。試合後のチームミーティングでは、岡崎らしい一撃が話題になったという。

「個人的なことで言えば、ニューカッスル戦の時に今シーズンの2点目で珍プレーのようなゴールがあった。その時にミーティングで、みんなが笑ったわけですよ。『なんだこのプレーは』と。面白いから自分も笑ってしまった。でも、監督だけは笑ってなかった。『冗談抜きで、これはシンジの才能だ』と(話してくれた)。冗談の雰囲気でも、ああいった流れを止めてでも自分を褒めてくれた。今でも忘れない」

 同僚からイジられた岡崎は、自らのゴールのリプレーで思わず笑ってしまったが、ラニエリ監督だけは違った。周囲の笑いを制止し、ゴールへの執念を見せた侍ストライカーをチーム全員の前で絶賛したという。岡崎はイタリア人監督のジェスチャーを、今でも感謝とともに覚えているという。

 

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