去就不透明の原口元気、独メディアがアンケートを実施 回答者の約6割が望んだのは?
ハノーファー原口、今夏の放出を望んだ回答者はわずか5.9%
今年6月末でブンデスリーガ2部ハノーファーとの契約が切れる日本代表MF原口元気について、ドイツメディア「SPORTBUZZER」がサポーターを対象にアンケート調査を実施。その結果、サポーターの約6割が原口の給料減額による残留を望んでいることが分かった。
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2018-19シーズン開幕前にハノーファーに加入した原口は、今季ここまでリーグ戦全試合に先発し、今節ニュルンベルク戦(5-2)での得点を含めてここまで4ゴール5アシストの成績を残している。こうしたことから同メディアでも、「原口が今季のハノーファーでベストパフォーマンスを見せている選手の1人であることに疑いの余地はない。物足りない試合がいくつかあったのも確かだが、彼はチームの中心的存在となった」と、調子に波があることを指摘しつつもハノーファーにとって欠かせない選手であると紹介されている。
同メディアのアンケートでは、まず原口の重要性について10段階評価(1が最低、10が最高)での回答をサポーターに求めた。その結果、この質問での原口への評価点の平均は7.1点で、全回答者の28.6%が評価点8、25.3%が評価点10をつけていた。ただし、今季のパフォーマンスに関して6段階評価(1が最高、6が最低)で聞いたところ、平均点は3.1で及第点と言える評価だった。
また、ハノーファーとの契約延長については、「夏に放出すべき」との選択肢を選んだサポーターはわずか5.9%。逆に59.5%の回答者が「年俸の減額に応じての残留」を支持していた。これらの回答結果を合わせて考えると、「原口は重要な選手だからクラブは契約延長のオファーを出すべきだが、今季のパフォーマンスを考えれば年俸の減額を受け入れるべき」というのがサポーターの本音のようだ。
冬の移籍マーケットが閉まる2月1日までに新たな動きがなければ、ハノーファーには原口との契約延長か移籍金ゼロのフリー移籍を認めるかの二択しかなくなる。そのため、今後同選手の動向に関する報道がさらに過熱していくことになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)