レアル行き有力のアラバ、兄貴分リベリーは移籍に反対 「バイエルンは支えてきた」

バイエルンDFアラバと元同僚MFリベリー(現フィオレンティーナ)【写真:Getty Images】
バイエルンDFアラバと元同僚MFリベリー(現フィオレンティーナ)【写真:Getty Images】

元同僚のリベリーは「ダビドは賢く、もう小さい男の子ではない」とアラバを表現

 オーストリア代表DFダビド・アラバは、今年6月末でバイエルンとの契約が満了する。夏の移籍市場でレアル・マドリードへ移籍すると報じられたが、“兄貴分”であるバイエルンOBの元フランス代表MFフランク・リベリー(フィオレンティーナ)は、アラバのスペイン行きに反対のようだ。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

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 アラバはバイエルンとの契約延長交渉が決裂し、移籍金ゼロで他クラブに新天地を求めることが確実視されている。センターバック、左サイドバック、中盤と複数のポジションを高いレベルでこなす28歳のマルチロールを獲得できるとあって、レアルだけではなく、バルセロナ、ユベントス、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシーといったビッグクラブが動向を追っているという。

 スペイン紙「マルカ」はアラバのレアル入りを報じたが、2018-19シーズン限りでバイエルンを離れ、現在はイタリア・セリエAのフィオレンティーナで現役を続けているリベリーは、かつてのチームメートがバイエルンに残ることを期待しているという。

「ダビドはバイエルンの男であり、三冠を2度も達成した。ダビドは賢く、もう小さい男の子ではない。サッカー界で広く名の知れた存在であり、すべてを勝ち取った。そんなダビドをバイエルンは支えてきたし、関係はずっと良かった。両者にとって、良い解決策を見つけることがベストだと思っている。でも、時にはそれができない。それが人生であり、サッカーなんだ」

 バイエルンは、アラバが契約延長に応じなかったことを公にし、契約満了とともに放出する姿勢を示している。リベリーがバイエルンを離れる際に、「兄のような存在」と話していたアラバだが、大逆転でのバイエルン残留はあり得るだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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