因縁の相手を完封したインテル長友に地元メディアが称賛の声 「偉大なダイナミズムの表現」

2位ナポリ相手に2-0と勝利 前回対戦で退場に追い込まれたカジェホンを封殺

 インテルとの契約を3シーズン延長した日本代表DF長友佑都は、16日の本拠地ナポリ戦で左サイドバックとしてフル出場を果たし、チームの2-0の勝利に貢献した。辛口の地元メディアは相手FWホセ・カジェホンとのマッチアップを見事に制した長友を「偉大なダイナミズムの表現」と絶賛。高得点を与えている。

 先日、インテルのとの契約を3年間延長した長友は、この試合が退場処分による出場停止が明けて契約延長後初のゲームとなった。左サイドで今季6ゴールのカジェホンと対峙したが、絶大な運動量とスピードで見事に封殺。相変わらずのエースキラーぶりを証明し、インテルの勝利に貢献した。

 サッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、長友に合格点の「6.5点」を与えている。

「日本人による偉大なダイナミズムの表現だった。狭いサイドのエリアで、カジェホンと興味深い決闘を繰り広げ、苦しみながらも彼が勝利した」

 カジェホンとのマッチアップはこの試合の見どころだったと称賛されている。昨年11月の前回対戦でも対峙したが、カジェホンのシミュレーション気味の接触プレーでイエローカードが出され、長友は不運な形で退場処分となっていた。煮え湯を飲まされた相手にリベンジを果たした長友の、躍動感溢れるパフォーマンスがイタリアで高く評価されている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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