南野拓実を使わないのは「驚き」 クロップ監督の“やるべきこと5箇条”を英紙が指摘
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サラー、マネ、フィルミーノの3トップがゴール欠乏症に陥り、南野待望論も強まる
プレミアリーグ王者のリバプールは、直近のリーグ戦4試合連続無得点で、5戦連続勝利なし(3分2敗)と急失速している。英紙「デイリー・ミラー」は、スランプを脱出するためにユルゲン・クロップ監督がやるべき5つのことの一つに、日本代表MF南野拓実に出場機会を増やすことを挙げている。
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リバプールは現地時間21日、プレミアリーグ第18節で下位に沈むバーンリーをホームに迎えた。3トップにはベルギー代表FWディボック・オリギ、セネガル代表FWサディオ・マネ、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンを据えて臨んだが相手の守備を崩せない。後半序盤に主力のエジプト代表FWモハメド・サラーとブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ投入したものの、ゴールを奪えないまま同38分にPKで先制点を献上。南野はその直後の同39分に5試合ぶりにピッチに立ったが流れを変えられないまま、リバプールは0-1で敗れてホーム無敗記録は68でストップした。
「デイリー・ミラー」紙は、「状況を好転させるための時間は限られている」とし、クロップ監督が改善しなければならないことを5つ挙げている。
その一つが南野の処遇だ。リバプールでは、これまでチームの得点源となってきたサラー、フィルミーノ、マネによる3トップが直近の試合でネットを揺らせず、攻撃面での問題が指摘されている。
「アタッカーが不調ならば、そのバックアップが必要。クロップ監督がもっとタクミ・ミナミノを使わないことが驚きだ。リバプール加入から1年が経つが、本物のチャンスを得たことはまだない。FAカップのアストン・ビラ戦では実質ユースチームを相手にチャンスをものにすることはできなかったが、もっと多くのことをチームにもたらせる選手。ディボック・オリギがほぼ活躍できず、アレックス・オックスレイド=チェンバレンも3トップで苦戦していることを考えれば、ミナミノの起用は歓迎される決断だろう」
リーグ戦では計286分のプレー時間にとどまっている南野だが、攻撃陣の救世主となれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)