伊代表FWエル・シャーラウィ、ローマ復帰目前 上海申花との契約解除でフリー移籍へ
中国から母国イタリア復帰を望んでいたなかで、現所属の上海申花が根負け
母国イタリアへの復帰を熱望していたFWステファン・エル・シャーラウィが、中国の上海申花から古巣ローマへの復帰に向けて最終段階に入ったという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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エル・シャーラウィは2019年夏にローマから中国へと渡った。そこには高額年俸という条件のほかに、ローマもまた財政的な厳しさを抱えていたという事情もあった。一方で、すでに中国から欧州に戻りたいという意向がエル・シャーラウィにはあり、そのために今季開幕前の夏の移籍市場を見据えて動いていると報じられていた。
その移籍は実現しなかったが、その復帰への熱意に上海申花が根負けをしたという。エル・シャーラウィや代理人による熱心な交渉の結果、上海申花はローマ移籍後の出場数などの実績によるボーナスを受け取ることで、ベースは規約解除による移籍金なしでのフリー移籍を認めることで合意。すでにエル・シャーラウィは中東での自主トレーニングからローマ入りし、現地時間23日にもメディカルチェックを受ける見込みだという。
出場を熱望してるとされてきた欧州選手権(EURO)は今夏、そしてワールドカップは来年11月に開催される。ロベルト・マンチーニ監督の目に留まるためにも母国復帰を目指していたエル・シャーラウィだが、あとはピッチ上でハイパフォーマンスを見せるのみという状況を手にすることができそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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