12-13シーズン以来の優勝へ、MFポグバの働きに期待「高いクオリティーを示すはず」

　ダービー・カウンティ（英2部）の指揮官に正式就任した元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、プレミアリーグの覇権争いを予想した。英紙「メトロ」が報じている。

　現在、プレミアリーグで暫定首位に立つのはマンチェスター・ユナイテッド（19試合消化／勝ち点40）で、消化試合が1試合少ないマンチェスター・シティが2位につける。両者の勝ち点差はわずか2ポイントとなっているが、ユナイテッドOBのルーニーは古巣を優勝候補の筆頭と考えているようだ。「メトロ」紙は、ルーニーが英衛星放送「スカイ・スポーツ」に語ったコメントを紹介している。

「ここ数年のマンチェスター・ユナイテッドは、優勝を争う準備ができていなかった。だが、今のチームは強固な選手たちによって形成されている。（ブルーノ・）フェルナンデスの加入は大きな助けになった。勝者メンタリティーを持った（エディンソン・）カバーニの加入も大きい。今のチームはプレミアリーグのタイトルに挑戦している」

　さらに「6週間前、クラブのオフィスにいるコーチ陣に『マンチェスター・ユナイテッドがリーグを勝つだろう』と話した。今も同じことを考えているよ。ポール・ポグバはそのために重要な役割を果たす必要がある。彼らは勝者のメンタリティーを持つ選手たちを獲得した。そして、ポールは最大限の力を発揮して、ピッチで高いクオリティーを示すはずだ」と、フランス代表MFポール・ポグバをキーマンに挙げた。

　ユナイテッドが最後にプレミアリーグを制したのは日本代表MF香川真司が所属した2012-13シーズン。当時、10番を背負いクラブの絶対的エースだったルーニーの予想は的中するだろうか。
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