名手もお手上げ? エイバルGKの完璧PK弾に反響「上手すぎ」「煽り要素高め」
エイバルGKドミトロヴィッチ、アトレティコ戦でPKキッカーを務めて見事に成功
スペイン1部エイバルは現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ第19節でアトレティコ・マドリードと対戦し、1-2で敗れた。MF乾貴士、FW武藤嘉紀が先発出場し首位相手の惜敗となったなか、セルビア代表GKマルコ・ドミトロヴィッチが決めた“先制PK弾”が話題を呼んでいる。
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ホームに首位を快走するアトレティコを迎えたエイバルは、前半9分に願ってもない先制のチャンスを手にする。自陣からのロングボールに反応し右サイドを駆け上がった武藤が、相手ペナルティーエリア内でベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコに後方から倒されPKを獲得した。
武藤が足を痛めてしばらく中断したなか、ボールを手にしたのはGKドミトロヴィッチ。主審が確認するような仕草を見せるなか、エイバル守護神はアトレティコGKヤン・オブラクのほうを見ながら一瞬笑みを見せ、ボールをPKスポットに置いた。そして集中力を高めて助走を開始し左足を振り抜くと、低弾道の鋭いシュートで名手オブラクの逆をついてゴール左に決めた。
試合を中継した「DAZN」の公式ツイッターが、「GKドミトロヴィッチ 今季初ゴール #武藤嘉紀が得たPKをきっちり沈め、首位相手に先制点を奪う」と綴りこのシーンの映像を投稿すると、「上手すぎ」「シュートが弾丸すぎてPK怖すぎ」「これは取れない」「煽り要素高め」「軸足が右コース狙って逆に蹴れるってPK上手」など驚きの声が多く寄せられていた。
キックの名手としてPKを蹴るGKと言えば、古くは元コロンビア代表GKレネ・イギータや元パラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルト、元ブラジル代表GKロジェリオ・セニが有名だ。今回、ドミトロヴィッチは試合後にキッカーを務めたのはホセ・ルイス・メンディリバル監督の指示があったと明かし、指揮官は失敗するまでPKキッカーを託すことを示唆している。
試合はその後、アトレティコFWルイス・スアレスに2ゴールを許したエイバルが逆転負けを喫したが、GKの新たな“名キッカー”誕生に各国メディアが熱視線を送っている。