「とても残念」 トッテナムOB、苦境ベイルの去就に言及「最終的に下すべき決断は…」
ベルバトフ氏、ベイルに期待も…「今の時点で100%機能していない」
レアル・マドリードからトッテナムに期限付き移籍しているウェールズ代表FWギャレス・ベイルの去就が話題になっている。トッテナムには1年間の契約延長オプションがあるとされるが、トッテナムOBで元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフ氏は、権利行使に否定的だ。英紙「ザ・サン」が報じている。
2020年夏の移籍市場でトッテナムに戻ったベイルだが、以前のようなプレーを見せることができていない。ベンチを温めることの多いベイルは、負傷もあり、ここまで公式戦12試合に出場し3得点という結果にとどまっている。こうした現状を受け、ベルバトフ氏は期待外れだったと米メディア「スタッツ・パフォーム」のインタビューで話している。
「私は彼がスパーズに来ることになり、チームにも、彼自身にも多くをもたらすことを期待していた。ソン(・フンミン)と(ハリー・)ケインと前線に入り、リバプールの攻撃トリオに対抗できるともね。でも、今の時点でそれは100%機能していない。もしかしたら100%の状態に戻り、プレーできるようになるかもしれないけれどね。そうじゃなかったら、最終的に下すべき決断は簡単だ。彼はマドリードに戻ればいい」
さらにベルバトフ氏は、出場機会を得られていない状況については、「試合に出ていない理由は分からないが、すでにベンチに戻っているのだから、負傷の問題もないのだろう。でも、最初の1分からプレーはしていない。それは、彼がジョゼ・モウリーニョ監督の求める基準を満たせていないということだろう。私は彼が大好きだから、それはとても残念だよ」と語っている。
多くの期待を寄せられてトッテナムへ戻ってきたベイルだが、現時点では輝きを放つことができていない。自身のキャリアをロンドンで続けるためにも、後半戦では結果を残したいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)