PSG監督、過熱するメディアの移籍報道へ苦言 「専門的な倫理を持つ必要がある」
ポチェッティーノ監督、スペイン代表DFラモス獲得の話題にうんざり 「話したくない」
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、スペインのラジオ局「カデナ・セール」内のサッカー番組「エル・ラルゲーロ」のインタビューに応じ、移籍報道が過熱するメディアにくぎを刺している。
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PSGはカタール投資庁の子会社が出資するなど、“オイル・マネー”を背景に持つことから、移籍市場では有力選手の高額移籍に絡んで名前が挙がる。最近では、クラブのエースであるフランス代表FWキリアン・ムバッペが他クラブへ移籍するのではないかというものや、今季限りでバルセロナとの契約が満了するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得に乗り出すのではないかという話題などがある。
中でもメッシとレアル・マドリードの主将でスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの獲得を狙っているのではないかという話題について、ポチェッティーノ監督は苦言を呈した。
「それについては話したくない。なぜなら、私がそれについて話すことの影響力は異次元に達するからだ。他のクラブのプレーヤーについて話すことは大きな責任があり、誤解される可能性のある状況を作らないでほしい。あなたたちは専門的な倫理を持っている必要がある」
確かに、現在指揮を執っているポチェッティーノ監督がメッシやラモスの獲得希望について言及すれば影響力は大きい。しかし、それはコメントが不可能なものであり、場合によってはPSGの同じポジションの選手との関係や、クラブ間の対立に発展する可能性も秘める。
移籍市場に関するニュースは世界的にも非常に関心の高いものだが、ポチェッティーノ監督は自制を求めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)