不振チェルシーのランパード監督、進退問題に言及 「私が判断することではない」
レスター戦で0-2敗戦、自らの将来に関する質問に具体的な明言を避ける
チェルシーは現地時間19日に行われたプレミアリーグ第18節でレスター・シティに0-2で敗れた。直近のリーグ戦7試合の成績は2勝1分4敗となり、フランク・ランパード監督の去就が注目されているなか、今後の進退について本人は「答えられない」とコメントした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
敵地での一戦に臨んだチェルシーは、前半6分にレスターのナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディにミドルシュートを決められ先制されると、その後もレスターの攻撃にさらされる。同41分にはイングランド代表MFジェームズ・マディソンに追加点を決められ、1ゴールも奪えずに0-2で敗れた。
夏の移籍市場で多くの選手を獲得したチェルシーには、時間を与えるべきという声もある。だが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏は、即座に結果を求めることで知られており、これまでも数多くの監督を解任してきた。
試合後、自身の去就を問われたランパード監督は、「それは私が判断することではない。自分がコントロールできないことがあるのを理解しないといけないし、コントロールできることに取り組まないといけない。選手を持ち上げ、ハードワークすることだ。その質問には答えられないよ」と、具体的な明言を避けている。
チームの状態について、ランパード監督は「寝ているような瞬間があり、特に前半は切れ味を欠く時間が長かった。それが不十分なパフォーマンスにつながることがあり、改善しないといけない。走ったり、スプリントしたり、グラウンドをカバーする最低限のことをあまりに多くの選手ができていない」と指摘した。
一説によると、クラブOBで元ウクライナ代表FWアンドレイ・シェフチェンコ氏が後任候補に挙がっているとされるなか、ランパード監督はチームを建て直すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)