「1秒もプレーしていない」 南野の“不可解な冷遇”に英紙同情「出場を妨げる要因は…」

リバプールでなかなか出場時間を得られないMF南野拓実【写真:Getty Images】
リバプールでなかなか出場時間を得られないMF南野拓実【写真:Getty Images】

リバプールは4試合連続未勝利で深刻な得点力不足に陥るも…南野は初ゴール以降出番なし

 リバプールは現地時間21日にプレミアリーグ第18節でバーンリーとの対戦を控えている。リーグ4戦連続で勝利から見放されているなか、英メディアは「タクミ・ミナミノの欠場を説明するのは難しい」と見出しを打ち、プレミア初ゴール後に「1秒もプレーしていない」と日本代表MF南野拓実の起用法に疑問符を投げかけている。

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 昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは、今季も一時首位を走っていたものの、直近4試合連続で未勝利(3分1敗)と急ブレーキがかかっており、順位も暫定4位まで落としている。南野は第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のプレミア初ゴールを記録したものの、それ以降は得点力不足に直面するチームのなかで、出場機会を得られていない。

 そんななか、英地元紙「リバプール・エコー」は「タクミ・ミナミノの欠場を説明するのは難しい」と見出しを打ち、「タクミは、なぜ自身が気にもかけてくれないのか、疑念を抱くのもさすがに許されるはずだ。クリスタル・パレス戦で待ち時間に終止符を打ち、印象的な役割を果たした。しかし、あれから1秒もプレーしていない」と取り上げている。

 記事では「タクミの出場を妨げる要因は、彼がリバプール加入に至った理由そのものであり、それは多様性だ」と指摘し、前線であればどこでもプレーできるユーティリティー性を特長とする一方、突出した武器を示していないため、チームが窮地に陥った状況での起用に踏み切りにくい存在になっていると説明。それでもクロップ監督が「バーンリー戦での起用を検討しているのは間違いない」と、変化が必要な状況下で出場機会が訪れると断言している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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