メッシやC・ロナウド超えの決定力! “怪物”FWハーランド、驚異のデータに海外注目
ドルトムントFWハーランド、20年1月加入後の“決定率”の高さに脚光
昨年のドルトムント加入後もゴールを量産し続けているノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドについて、衛星放送「ビーイン・スポーツ」が20歳の“怪物”ストライカーの際立った決定力についてスタッツを基に特集している。
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ハーランドは2020年1月の移籍マーケットでオーストリアのザルツブルクからドルトムントに移籍。ブンデスリーガデビュー戦でハットトリックを決める華々しいスタートからのこの1年間で、実に公式戦35得点を叩き出している。
「オプタ」のデータによれば、同期間(ハーランドデビュー以降)に欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)でこれを上回るのはバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(49得点)とユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40得点)の2人のみ。昨季ゴールデンシュー受賞のイタリア代表FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)やベルギー代表FWロメル・ルカク(インテル/ともに33得点)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ/29得点)をも上回っている。記事では「ハーランドはベストの座を争う」とすでに頂点を争う存在として紹介されている。
得点数だけでもすでに驚異的だが、驚くべきはハーランドの決定率の高さだ。
出場試合数で見ると、レバンドフスキが42試合、ロナウドが40試合だった一方で、ハーランドは29試合の出場だった。90分あたりのゴール数に換算すると、レバンドフスキが1.15得点、ロナウドが0.99得点というなかでハーランドは1.18得点となった。レバンドフスキもロナウドも決して低い数字ではないが、ハーランドがそれらを上回った。
また、得点を奪うまでのシュート数(ブロックされたものも含む)も、他のスターに比べて非常に少ないというデータもある。必ずしも少なければ優れているというわけではないが、メッシが253本、ロナウドが235本、レバンドフスキが180本というデータなのに対し、ハーランドはわずか102本。シュートを3本打てば、1本はゴールに結びついている計算となる。さらに、102本の内の半分以上の58本が枠内シュートと抜群の精度を誇っている。