アトレティコ、シメオネ監督に世界最高額の年俸40億円で24年まで契約延長オファーへ
新型コロナウイルスによる経営打撃で減俸となっても応じる構えと予測
スペインの強豪アトレティコ・マドリードは、2011年から指揮を執っている元アルゼンチン代表MFでもあるディエゴ・シメオネ監督に対して契約延長オファーを出したようだ。スペイン紙「アス」が報じている。
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シメオネ監督は、2013-14シーズンにリーガ・エスパニョーラ優勝に導いたほか、2度のUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも2度の決勝進出を果たして評価を高めてきた。
現在のシメオネ監督とアトレティコの契約は、2022年6月30日までとなっているが、クラブは2024年までの新しい契約をオファーするようだ。
今シーズンのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)では、セグンダB(3部)のコルネジャに0-1で敗れ、2年連続でセグンダBの相手に負けて大会を去ることになり、その去就が注目されていた。それでもリーガでは、最少の消化試合数ながらも13勝2分1敗の勝ち点「41」で暫定首位を走っており、リーガ制覇も狙える状態だ。
今後の契約に関しては、シメオネ監督の妹であり、代理人を務めているナタリア・シメオネ氏がクラブとの交渉を進めていくという。記事によると、「アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOとエンリケ・セレーゾ会長は、シメオネ監督の解任を考慮したことがない」と報じ、今後も指揮官に対して必要なバックアップをしていくという。
なお、アトレティコは監督としては世界最高額となる年俸3200万ユーロ(約40億円)のオファーをする見込みだというが、「シメオネ監督は新型コロナウイルスによるクラブの経済的な打撃を心配しているため、クラブから減俸を求められた場合もそれに応じるだろう」と伝えている。
新たな契約が結ばれれば、アトレティコで13シーズンを過ごすことになるシメオネ監督。クラブをさらなる栄光に導くことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)