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マンU指揮官が犯した5つの大罪 英地元紙がファン・ハールの不可解な起用法に疑問符
適材適所と言い難い起用
さらに昨年12月8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ヴォルフスブルク戦。グループステージ最終戦のこのゲームを2-3で落として大会から姿を消した。勝利が必要だったものの、ファン・ハール監督は1-2のビハインドで迎えた後半24分に先制点をアシストしていたスペイン代表MFフアン・マタを下げ、経験の浅いMFニック・パウエルを投入していた。
しかし結果的には、この交代が理解に苦しむものとなった。指揮官は、ラスト約20分という時間をチームでも 随一の創造性を備えたマタではなく、当時21歳の若手MFに託したが、この策は実らなかった。
そして1月23日のプレミアリーグのサウサンプトン戦。0-1で敗れた、この試合でファン・ハール監督は複数の選手を専門外のポジションで起用した。
3-4-1-2システムの中で、サイドバックが本職のイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンが右センターバック、攻撃的なウインガーのイングランド代表MFジェシー・リンガードが右のウイングバックとしてプレーした。左サイドバックが本職の19歳DFキャメロン・ボースウィック=ジャクソンも、左ウイングバックでは力を発揮しきれなかった。今季は負傷者の多さに悩まされていたとはいえ、懐疑的な見方は避けられないようだ。